04 Limited Sazabys×BLUE ENCOUNT@滋賀U☆STONE

11月9日、04 Limited Sazabys eureka tour 2016(04 Limited Sazabys×BLUE ENCOUNT@滋賀U☆STONE)。

予報にはない雨と急な寒さの中、開催されたこの公演。

本記事はセトリのネタバレを含みます。まだツアーに行っていない方、セトリを知りたくない方はご注意ください。

 

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まずはゲストのBLUE ENCOUNT

田邊さん「始めるぞー!………ちょっと待ってもらっていい?ギターが鳴らない!」と、機材トラブルを指摘する。「30分前までリハしてたのに!」と突然のトラブルを嘆く。どうやらアンプが壊れてしまったようだ。機材を直す間、田邊さんが福山雅治の桜坂を歌ったり、THE ORAL CIGARETTESの山中さんのモノマネをしたりして、場を和ませる。オーラルのモノマネは大魔王参上の「だい↑」の部分。「またこんなことしてたら怒られちゃうよ~(笑)」と話していた。田邊さんも一度捌けて、機材の復帰を待つ。そして再開。「初めまして、BLUE ENCOUNTです!」と言っていたが、フロアの盛り上がり具合から察するに、初めてブルエンを見るという人はあまりいなさそうだった。「6年ぶりに滋賀に来ました。その時は人が全然いなくて、床しか見えなかったからね」と語り、続けて今日ここに呼んでくれたフォーリミへの感謝の気持ちを述べる。「6年前にはなかった曲をやりたいと思います」と、もっと光を。最後にNEVER ENDING STORY。機材トラブルの影響で演奏する時間が減ってしまったのは、本人たちが一番悔しがっていることだろう。しかし、たった6曲だったがしっかりとフロアを湧かせていた。

 

次に04 Limited Sazabys。

climb、monolithと序盤から攻める。

GENさん「9月のイナズマぶりに滋賀に帰ってきました。滋賀には結構来てますよ、前のツアーでも来てるし。6年ぶりに滋賀に来たブルエンとは違います(笑)6年も来なかったから機材トラブルなんか起こるんだよ(笑)」とブルエンのメンバーの方を見て話す。「いや~、勝ちましたね。トランプ。皆、トランプマンって知ってる?(少しだけざわつく会場)あ、今反応した人は同世代だな。昔、トランプマンって人がいて。マリックみたいな感じで。マリックなんて言ったのもすごい久しぶりだな~(笑)」懐かしい、という様子のメンバー。人を切る芸なんかもあった、と話す。

今日の雨と寒さを訴えてdropsへ。

GENさん「トランプが勝っちゃいましたけど、それよりすごいニュースがあって…」期待を寄せる会場内。「足舐め男、逮捕!」笑いが起こる。「いや、すごいよね。足を35分間舐め続けるんだよ?足の裏がふやけちゃうよね。太ももだったらまだ分かるけど。でもちゃんと舐めた後にお礼を言ってたみたいだから、きっと根はいい人なんだよ」と言うと、「GENは妖怪に近いからね」とツッコミが入る。その後、GENさんが「バンド界で自分の乳首が一番かわいい」と話す。「バンド界最低はこーへいです」と言いながら後ろを振り返るGENさん。「乳首というか乳輪が…」と続けて、「バンド界最高と最低が共存するバンドです」と締める。

GENさん「メトロックゼロのライブでリフトやダイブについて話したら思ったより大きな反響があって。俺らはそういうのをやっちゃいけない、って言ってるわけじゃなくて…まあ言ってるようなもんなんだけど。ライブを意識して曲を作ってるから、これはモッシュやダイブが起こりそうだなとか、これは音を歌をしっかり聴いてくれそうだなとか、そういうことを考えているわけで。だからこっちにもそれを言う権利があるんじゃないかなって思ったので、これからは積極的に言っていこうと思います。そうやって俺らの理想と皆とを近づけていけたらなと思っています。一緒に成長していきましょう。」→Feelへ。

「どんな夜にだって必ず朝はやってきます。止まない雨はない、明けない夜はない!そんな、朝の光のような歌を」とeureka。続いてHorizonで本編終了。

手拍子と数人のワンモアの声によって迎えられ、メンバーが登場。「今日は声が大きいね」と語る。(大きめの箱でライブをする機会が増えて、声でなく手拍子でアンコールを求められることが大半になったのだろうか?)ひっきりなしに、みんな思い思いに聴きたい曲を叫ぶ。「Standing Here!」には「絶対やだ」と返していた。やってくれよ。「皆さんのおかげでここまでやってこれました。たくさんの夢が叶ってきました。武道館でもライブすることになったし、ハイスタとのツーマンも決まったし。これからも、目が離せない存在になりたいと思います。」と話し、TerminalとGive me。そして、「体力がありあまっているであろう滋賀の皆さんにこの曲をやって帰ります」とRemember。今日一番の盛り上がりで終幕。

「辛い時、苦しい時に支えになるような、俺たちの活動自体が支えになればいいなと思います。」「俺たちはあなたたちの青春になりたいんじゃない。一緒に育っていきたい!一生、一緒に成長していきたい!」こういう発言を体現したライブこそが、フォーリミのライブにまた行きたくなる理由だろう。「活動が支えになる」とはどういうことなのか、言われた時はよく分からなかったが、次のライブが楽しみだとか次の新譜はどんな仕上がりになるだろうかとか、そんな期待をすることが「活動が支えになる」ということではないかと思った。だとすると、今のフォーリミは確実に自分の支えになる存在だ。これからもずっとかっこいいバンドであってほしいし、何度見ても今が一番だと思わせるライブをしてほしい。そして、そんなかっこいいバンドと一緒に成長していきたい。(終)