Dizzy Beats ツアーファイナル(Dizzy Sunfist×HEY-SMITH×GOOD4NOTHING@BIGCAT)

遡ること約1ヵ月半前から、私はこのライブをすごく楽しみにしていた。その理由は、ハジマザに行ったからだ。ハジマザについては以下の記事を読んでいただきたい。

http://m6t.hatenablog.com/entry/2016/09/11/230000

そんなHEY-SMITHと同じ堺出身のGOOD4NOTHINGを呼んでのDizzy Beatsツアーファイナル、大阪BIGCAT。

 

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最初はGOOD4NOTHING。お馴染みのSE、河内のオッサンの唄が流れてGOOD4NOTHINGのライブが始まる。「ディジーお疲れ!ほなディジーの前にちょっとやらせてもらうで!」というMCに続いて、WALK A WINDING ROAD。(間の曲は割愛、検索してください)Cause You're Aliveで、TANNYさんがマイクの前を行ったり来たりしながら「ウォ~ウォ~」と歌ったり、救急車が近くを通る時の真似をしたりするのを、マッキンさんが呆れ顔で見ていたのが印象に残った。「今日はここにドラマがある!」その通りである。BIGCATに入った瞬間から、この日のドラマは始まっていた。

 

お次はHEY-SMITH。

猪狩さん「今日はレーベルの先輩やからとか金がとか、そんなんで出てるんじゃない。だから同じレーベルやからとか思わんといてくれ。俺はディジーのファイナルに出るなんてありえへんと思ってた。けど、ディジーが後輩じゃなくて一つのバンドとして、尊敬する存在になったから出ることにした。」

「はじめツアーファイナルに出てほしいって電話がかかってきた時、まあライブ見てから決めようと思って、そこからディジーのライブをたくさん見た。ただ同じレーベルの先輩と後輩やから出るんじゃなくて、どこかで区切りをつけたくて。ディジーを一つのバンドとして見れるようになったら出ようと思って。それで6月のサタニックを見た時、出るって決めた。」

「俺らは金とか音楽でここに来てるんじゃない、気持ちで来てる!だからお前らも気持ちでかかってこい!(→2nd Youth)」

「今日ここに出ることで、HEY-SMITHとDizzy Sunfistは先輩と後輩ではなくなりました。友達になったディジーにこの曲を送ります、Don't Worry My Friend!」

「HEY-SMITHも1stフルアルバムを出した時に、ここBIGCATでファイナルをした。ファイナルってのは一回しかないねん。だから今日がファイナルってのを認識して。お前らの力が、ディジーの力になるんやって認識して!」

 

最後にDizzy Sunfist。

あやぺた「全都道府県、55箇所回ってきて、大阪はPangea、十三ファンダンゴ、BRONZE、新神楽、クアトロとやってきて、今日はBIGCAT。しかもソールドアウト!ここにいる皆、一人でも欠けたらこんなことにはならんかった。グッフォーもHEY-SMITHもかっこよかったけど、トリのバンドが一番かっこよくないとあかん!力を分けてくれ!Dizzy Beat!」

「あかん、こんなんじゃまだまだSMALLCATや。ここはBIGCAT、もっと皆でBIGにしていこうぜー!」

「色んなバンドとやってきて、今日のファイナルはそのボス!ギガンテス、フリーザクッパみたいな!1バンド目、GOOD4NOTHING。グッフォーは同じ堺のバンドで、普通にキッズの時にチケット買って見に行ってて。搬入してるマッキンさんに「マッキン!マッキン!」とか言ったりしてて。あの居酒屋に行ったらグッフォーに会えるとか言う噂が流れてて。そんなグッフォーと今は一緒に酒を飲んでる!2バンド目、HEY-SMITH。猪狩さんに震えながらツアーのファイナルに出てほしいって電話したら「ライブ見てからや」って言われて、そこからいっぱいライブ見てもらって。4月くらいから声かけてて、やっと9月になって「出るわ」って言われて。そんなGOOD4NOTHINGとHEY-SMITHに出てもらって。かっこよかったけど、今日は下剋上します!」

「本気で夢を見続けてきて、今日BIGCATでファイナルをすることができた。Dizzy Sunfistはこれからも夢を叶えていく。本気で夢を見せ続けるから、安心してついてきてほしい。人生で一番かっこいいDizzy Sunfistを見せます!New World!」「(New Worldの途中)次のツアーファイナルは、なんばHatch!」

本編終了後、フロアからの止まぬワンモアの声の中、あやぺただけが登場(したように見えたのですが、他のメンバーも同時に登場していたのならすみません)して、「?」となったのも束の間、すぐにアンコール1曲目、Regretが始まる。続けて「最後にここでMVを撮った曲をやって帰りたいと思います。Someday!」これまでのグッフォーとヘイ、ディジーの本編を経てのこの時間だと思えないほどのダイバーの数。(率直にみんな元気すぎるやろ…)しかし同時にそれほどディジーが好きで夢が叶う瞬間に立ち会えて嬉しい、と思う人がたくさんいるんだなと思った。

フロアの熱は冷めることなく、ダブルアンコール、FIST BUMP。これで終わりかと思いきや、トリプルアンコールでHalf&Half。この域までくると、フロアの人間の底力を感じる。(あやぺたのMCのフリーザじゃないけど客の戦闘能力53万くらいあるんちゃうかな)そんな熱さの中、Dizzy Sunfist、Dizzy Beatsツアーファイナル、終幕。

 

GOOD4NOTHINGもHEY-SMITHも大好きだが、10月29日のBIGCATで一番かっこいいライブをしたのはDizzy Sunfistだと言い切れる。これからもDizzy Sunfistと夢を見続けたいと思った。どんな夢を見させてもらえるのか、とても楽しみである。とにかく、Dizzy Sunfistが大好きだ!(完)